旬の健康食 秋の健康食

日本の季節は春、夏、秋、冬と気温、湿度が変わります。
季節のかわりめは、健康にも影響を与え、とかく体調を崩すものです。その環境の変化を乗りきるためには季節の旬物を食すると良い。
例えば秋は乾燥する冬に備え、風邪に対する抵抗力をつけるビタミンC、臓器の粘膜を保護する(特に呼吸器系)ビタミンAを多く含む食べ物をとり免疫力を高め、風邪を防ごう。
クリ
クリには高血圧を防止するカリウムが多量に含まれています。
動脈硬化や心臓病の予防になります。さらに若返り効果のビタミンE、強精作用の強い
亜鉛、免疫力を強化するビタミンCが豊富です。

マイタケ
サルノコシカケ科のきのこは抗癌剤として医学関係から注目を集めている。
マイタケは漢方の古典によれば胃を益し、神を清め、痔を治すとして珍重された。
マイタケに含まれている多糖類のベータグルカンは免疫効果が高くインフルエンザやガン、
肝炎の予防に大変良い。
しかも、タンパク質は血圧を安定し、食物繊維は糖尿病の予防、コレステロールの低下作用が
あります。マイタケはキノコ類の中でビタミンB2がもっとも多く体脂肪を分解したり血管の老化
を防ぎます。
さらにマイタケにはカルシウムの吸収を高めるビタミンDや記憶力と関係あるビタミンB1
精力にプラスの亜鉛、高血圧予防のカリウムが含まれている。

イワシ
人間の脳細胞は140億個もありそのひとつひとつにシナプスという情報のやりとりを担う木の枝のように伸びた突起があります。ドコサヘキサエン酸はこの突起をしなやかにし、新しいシナプスの形成を促し、記憶力や学習能力を高め頭の回転を良くします。脂ののったサンマにはドコサヘキサエン酸が多く痴呆症にも言いといわれています。
ドコサヘキサエン酸の多い旬の魚
5月〜7月  イワシ アジ
9月〜10月  サンマ
10月〜12月  サバ
マグロ、ブリ、サケなども多い。
風邪から守るビタミンA、若さを保つビタミンE、骨を丈夫にするカルシウムとビタミンD、スタミ
ナ強化の亜鉛、抗酸化物のビタミンB2もある。
青背の魚は血液に良く、骨を強くし、ボケ防止、抵抗力をつける。
特にイワシはタウリン(血圧やコレステロールを下げる)とセレン(血管の老化を防ぐ、ガンの生成を抑える)の働きがあり不老成分の塊です。

サツマイモ
日本人は古来より米を主食し、大豆、イモ、キノコといった植物食系の食事であり、肉食中心の欧米人より日本人の腸は長い。だから便秘を解消するため、どうしても繊維質は欠かせません。サツマイモの皮の部分に多いセルロースなどの繊維質は、腸の中で水分を吸収しながら便の量を増やし、形を整えて通じをよくします。繊維質には血液中のコレステロールを低下させる作用や血糖値を
コントロールする働きもある。ビタミンCはりんごの10倍以上含まれ、サツマイモのビタミンCは加熱調理しても糊化したでん粉の作用により壊れにくい。老化のもとになる過酸化脂質が体内にできるのを抑制するビタミンEも含まれる。


風邪の予防にはビタミンCがよいのは、既に常識です。そのビタミンCが柿にはたっぷりです。
ビタミンCは体内のインターフェロンを増やす働きが強いからです。人間の臓器はすべて粘膜によって保護されますが、その粘膜に欠かせないのがビタミンAです。
ビタミンAが欠乏すると呼吸器の場合細菌やウイルスに対する抵抗力がダウンし風邪をひきやすくなる。干柿にするとビタミンAが3倍に増します。
風邪などの感染症が流行する冬への対策として、秋の旬物からビタミンやミネラルをたくさん摂取しましょう。
  参考図書  100歳食入門 永山久夫著
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